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             広島市中央卸売市場 中央市場

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〒733-0832 広島市西区草津港1丁目8番1号

コンセプト

社長メッセージ(代表取締役社長 佐々木 猛

店内イメージ  さて、令和3年も一昨年に引き続き、最後までコロナウィルスに翻弄された一年となりました。既に丸2年に及ぶコロナ禍により、世の中のあり様が随分変わってしまったように思います。家から一歩外に出るとまずマスク着用が常識になり、オンライン会議や「巣ごもり消費」も社会で一定の支持を得て、ポストコロナにおいても新たな仕事・生活スタイルとして定着化が進むと予想されます。デジタルの利活用が進む一方で、リアルの価値に対する再評価が意識される面も出てくるでしょう。

広島魚市場株式会社について
  昨年の水産業界は、サンマの水揚げが過去最低記録を更新し、一方タラバやズワイガニ等カニ類相場の異常な高騰に代表されるように、中国や米国などコロナ禍からの経済回復が早かった国を筆頭に、押しなべて海外の水産物需要が旺盛となり、サーモンやエビ、タコ、助宗すり身など輸入魚の相場高も恒常化しています。同時に、海外需要の強いホタテやウニなど、国産魚の相場も高騰し、農水省は昨年の農林水産物輸出1兆円突破という結果を受け、今年から5兆円という中長期目標を立て、省庁横断的な輸出強化に向けた動きを活発化させようとしています。

  昨年の当社の上半期の業況は、5〜6月、8〜9月の2度にわたりコロナによる緊急事態宣言が発令された影響を受け、売上高は一昨年の4〜5月におけるコロナ初期の大幅減の反動もあり、昨対ベースではプラスで推移していたものの、最終利益では前年を下回る結果となりました。緊急事態宣言の解除後は、10〜11月そして12月の年末商戦に入っても堅調に推移し、直近での新型オミクロン株発生によるこれからのリスクは払拭できないものの、経済との両立によるウィズコロナという新常態により、外食や観光への影響が極力抑制されることを期待しています。

  そのような中、昨年12月に当社は経済産業省から「はばたく中小企業・小規模事業者300社2021」に選定されました。受賞ポイントは、「広島産牡蠣の海外輸出と消費者向けウェッブサイト販売による新マーケット展開、そして未利用魚等の前浜の鮮魚を利用した新商品開発と漁業者支援」という内容です昨年4月新年度からは、社長直轄の事業推進室を立ち上げ、既存の海外事業課を同室に吸収すると同時に、経験豊かな外部人材の登用により、全国各地の産地、漁業者等と連携し、業務問屋や量販店、外食チェーン、そして輸出も視野に新たな販路の開拓に取り組んでおります。今後も従来通り、当卸売市場内の仲卸、買参人への対応を最優先としながら、卸売市場法改正の趣旨を十分に理解し、地域経済活性化の一翼を担う広島市中央卸売市場の水産卸会社としてその使命が全うできるよう、新たな事業に積極的にチャレンジしてまいります。

フレッシュヒロウオ株式会社について
 現状は下請け加工の仕事が主体となっており、発注先の仕事の動向に左右される面が強く、なかなか主体性のある稼働体制を構築し辛い経営環境にあります。第二加工場については、HACCPの取得と継続を通じた、品質レベルや生産性の向上による収支改善等、取引先にとってより魅力ある発注先となれるよう、地道な努力を続けています。当面は、日々の仕事を通じて蓄積されたノウハウを生かし、新たな製品作りや販路の開拓等により、地域にとって必要不可欠な水産加工会社になることを目指しています。

 一方、HACCPが法律により義務化され、第一加工場は施設の老朽化等による衛生管理レベルの改善という課題も抱えており、それらの施設整備と同時に、この土地と建物を生かした新たな展開も視野に入れて検討すべき段階に至っていると考えています。まだ構想は全く白紙ですが、取引先からのご要望も踏まえ、関係各位のご意見を賜りながら、今後の方向性について、今年は具体的な協議をスタートする年にしたいと思っています。

株式会社インフィニについて
 訪問看護ステーションからスタートし、現在は居宅介護支援事業所及びヘルパーステーションを併営し、看護師、療法士、ケアマネージャー、ヘルパー、そして事務スタッフも含め総勢30名を超えるまで、成長してまいりました。地域の医療・介護事業者等の関係者の皆さんから信頼をいただくことで、右肩上がりの推移を続けております。昨年もコロナ禍の影響を受けながら、直行直帰やWEBコミュニケーションを駆使するなど感染対策を継続し、スタッフの弛まぬ努力により、正常な運営を続けることができました。

  当事業所の運営を通して、高齢社会の進展による需要の拡大を痛感しており、きめ細かなサービスをモットーに、常に地域の患者様、利用者様目線を大切にし、これからもなお一層ご本人とそのご家族に喜んでいただける事業所を目指してまいります。最後に、現在の事業所はスタッフの増加により手狭になっており、また今後のさらなる需要拡大、及び設立当初の経営理念である「医食同源」の観点からも、新たな展開を志向すべき段階に至っていると感じております。本事業につきましても、ステークホルダーの皆さんのご意見をしっかり拝聴し、新たな展開を模索していきたいと考えています。

広島市中央卸売市場の建て替えについて
 最後に当市場の建て替えについて、昨年一年間の新市場建設検討委員会の動向は、緊急事態宣言等コロナの影響はあるものの、全棟建て替え決定から既に5年が経過したにもかかわらず、残念ながら思うような進捗とならず、今日に至っています。しかし繰り返し申し上げている通り、当市場及び当市場水産物部の強みである24.2fに及ぶ広大な敷地面積と、水産棟の立地する広島湾の多島美を一望する素晴らしい景観という二つの強みを最大限生かし、建て替えを進めるという基本方針は微動だにしていません。

  当面水産部門については、ひとつは、広島水産鰍ニ当社の両卸を核として、外部資本の導入による、共通インフラ・プラットホームとなる市場内余剰地への共同配送センターの導入を、最優先事項として進めて行きたいと考えています。また将来的には、魚のセリや活魚水槽、広島を代表する水産物である牡蠣、そして日々変化する多様な魚種の入荷など、市民目線で見る水産市場の魅力である、非日常の世界のイメージを核とした賑わい施設の誘致について、関係者の合意形成を図りながら積極的に取り組んでいきたいと思っています。
      

















                               
スタッフ写真  広島魚市場株式会社
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