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広島市中央卸売市場中央市場

お問い合わせはTEL.082-279-2300

HIROSHIMA FISH MARKET

会社案内CAMPANY OUTLINE

社長 メッセージ

CEO

   昨年1年間の業界を振り返ってみると、西日本豪雨災害に代表される災害の多発による影響、完全自由化も視野に入る卸売市場法の大改正と70年振りとなる漁業法改正、また卸売市場も含む食品産業全体を網羅するHACCPの義務化、そして年の瀬も押し迫った頃にはIWCからの脱退表明など、話題の多い一年であったと思います。明るい話題としてはサバ缶とカニカマがブレークしたことですが、あらためてテレビ報道の影響の大きさと消費者の健康志向の強さを痛感しました。

 昨年の年末商戦については、年々商いの山が低くなり、年末らしさ、正月らしさが薄れて行くトレンドは着実に進んでいるように感じました。
一方で国の方針としての働き方改革や何より人手不足の影響が深刻で、スーパーや外食店、そして一部コンビニまでもが元日等の営業を中止するなど、時代の歯車が逆回転するような動きも散見され始めました。

 一方日本経済に目を転じますと、米中経済摩擦の影響も予断を許さない状況下で、消費税10%への増税まで1年を切り、足許では高齢化と人口漸減による市場の縮小と、SM、コンビニ、郊外型SC、ドラッグ等のリアル店舗とEコマースの競争もますます先鋭化しており、優勝劣敗が続く中、新市場法の下、卸売市場も将来の生き残りをかけたサバイバル競争に突入したと考えています。

 そのような環境下において、当社におきましては昨年10月にフレッシュヒロウオ㈱第2加工場1・2階部分の改修工事が完了し、継続的に大日本水産会のご指導を仰ぎながらHACCP認証の取得手続きを進めております。既に稼働を始めておりました3階の広島県漁連様の冷凍牡蠣の加工ライン、そして機動性を強みとする場内加工場の機能も相俟って、仲卸様、量販店様、料飲店チェーン様、食品卸様、水産大手各社様のOEMによる委託生産など、増大する多様な水産商品のアウトソーシングニーズに対応することで、新たな商品開発と販路開拓を目指しております。また昨年12月下旬には、フレッシュヒロウオ㈱としてJETRO様から輸出有望案件支援サービスの認定を受け、これから2年間専門アドバイザー指導の下、メーカーとして輸出の販路開拓も進めてまいります。

 スタートして今年で丸3年が経過することとなる訪問看護ステーション「リライフ井口」は、現在看護師6名、療法士5名(内1名は言語聴覚士)、事務職1名の12名体制となり、地域の病院、地域包括支援センター、各種介護施設等のステークホールダーの皆様との信頼関係もさらに強化され、事業としての採算性も軌道に乗ってまいりました。これも一重に関係各位のお力添えと職員一同の平素のひた向きで地道な努力の成果であり、より一層地域の利用者様に喜んでいただけるステーションを目指し、今後は新たな事業のステップへと歩みを進めてまいる所存です。

  当広島市場におきましては、2年余り前に市場施設の全棟建て替えが決まり、今年の早い段階で、各施設のスケールや全体ゾーニングを決める必要に迫られています。広島地域の水産物流通について、ほとんどの量販店は卸売市場周辺の各所で自前のセンターを既に構築しており、建て替えを機にそれらの機能をもう一度市場内にどこまで、またどういう形で取り戻すことが出来るかという議論が始まっています。幸いにも広島市場は敷地面積が広大で、建て替えにより余剰地を捻出できることから、今後関係各位と協議を進め具体的な進捗を期待しているところです。

  一方で広島市場は瀬戸内海・広島湾を臨む素晴らしいロケーションを有しており、水産棟から見える典型的な瀬戸の多島美(たとうび)の美しさは、他の中央市場水産部にはない大きな経営資源となっています。さらに付け加えて、市場の立地は広島の都心にある平和公園と西の厳島神社という二つの世界遺産の中間点に位置し、広島県・広島市及び地元経済界からも広島の地域経済活性化のため、卸売市場の建て替えを機に市場に隣接する賑い施設の誘致を望む声が寄せられています。それらのことから、物流拠点としての再構築と同時に、賑い施設による地元広島における「身近で手軽に、新鮮で美味しい魚が食べたい」という市民の潜在的な需要への対応をベースに、観光・インバウンド需要も取り込むことで市場水産部門の活性化の一助になれば考えております。

  本年も引き続き厳しい経営環境が続くと考えますが、この一年が皆様方にとりましてより良き年となるよう祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

 


概 要

社  名
広島魚市場株式会社
代 表 者
佐々木 猛
資 本 金
1億円
設  立
1984年4月18日
従業員数
役員4名 従業員76名 パート46名
事業内容
水産物、その加工品並びにその他の生鮮食料品の受託販売、これらの買付およびその販売。 水産物の貯蔵、凍結、冷蔵および製氷並びに生鮮食料品の製造加工販売
実  績
2016年度  167億円
本  社
〒733-0832
広島市西区草津港1丁目8番1号 広島市中央卸売市場中央市場内
→アクセス
TEL. 082-279-2300 FAX. 082-278-3006
福岡営業所
〒810-0075 福岡市中央区港2丁目3-3-402号
TEL. 092-781-3611 FAX. 092-752-0504
長崎営業所
〒851-2211 長崎市京泊町3-3-1 関連商品棟E-14
TEL. 095-850-4058 FAX. 095-850-3676


沿 革

1984年 4月
卸売市場法に基づき4社合併により設立
初代社長に井野口 儀一就任
1984年 9月
広島市 中央卸売市場中央市場にて創業
1984年11月
活魚槽新設
1988年 6月
三島 文人 社長就任
1991年 3月
新人事・給与制度導入
1992年12月
活魚センター新設
1995年 3月
流通センター建設用地800坪取得
1996年11月
定温売場新設
1998年 3月
流通センター共用開始
2001年 4月
クライアント・サーバー コンピュータシステム開始
2004年 4月
井野口 裕宣 社長就任
2006年 5月
第2次クライアント・サーバー コンピュータシステム開始
2011年 4月
佐々木 猛 社長就任
2011年10月
流通センター分社化 フレッシュヒロウオ株式会社 創業
2012年 6月
第3次クライアント・サーバー コンピュータシステム開始
2015年 6月
株式会社インフィニ 設立
2016年 1月
株式会社インフィニ 訪問看護ステーション リライフ井口 事業開始